プールで疲れるのはなぜ?実は運動量が多い水泳の消費カロリー
「プールで遊んだだけなのに、帰るころにはクタクタ……」
こんな経験、ありませんか?
たくさん泳いだわけでもない。むしろ途中で休憩もしていた。それなのに、プールから出ると急に眠くなったり、体が重くなったり。
実はこれ、気のせいではありません。
水泳は、見た目以上に体力を使う運動です。
水の中では、泳ぐために全身を使うだけでなく、水の抵抗に逆らって体を動かす必要があります。
今回は、なぜプールであんなに疲れるのか、そして気になる水泳の消費カロリーについて紹介します。
なぜプールに行くとこんなに疲れる?
水泳が陸上の運動と大きく違うのが、水の抵抗です。
空気中では簡単に動かせる腕や脚も、水の中ではそうはいきません。
前に進むためには、水を押しながら腕を動かし、脚を蹴り続ける必要があります。
しかも水泳では、
・腕
・肩
・背中
・胸
・お腹
・お尻
・脚
など、全身の筋肉を連動させて使います。
「泳ぐ」という一つの動作の中で、体のあちこちが働いているわけです。
さらに、水中では呼吸も自由にはできません。
クロールなら顔を横に向けて呼吸し、平泳ぎなら泳ぎのリズムに合わせて息を吸う。
こうした呼吸の制約も、水泳ならではの負荷につながります。
だからこそ、プールから上がったときに、
「思った以上に疲れた……」
となるのです。
水泳の消費カロリーはどのくらい?
では、実際に水泳ではどのくらいカロリーを消費するのでしょうか?
運動の消費エネルギーを比較する指標のひとつに「METs(メッツ)」があります。
2024年版の「Compendium of Physical Activities」では、水泳は泳ぎ方や強度によって、およそ5〜14METsまで幅があります。例えば、レクリエーションとしてゆっくり泳ぐクロールは5.8METs、速いクロールは9.8〜10.5METs、平泳ぎはレクリエーションで5.3METs、トレーニングや競技レベルでは10.3METsとされています。
つまり、
「水泳=○kcal」と一律には言えません。
体重や泳ぐスピード、泳ぎ方、運動時間によって消費カロリーは大きく変わります。
例えば、同じ1時間泳いだとしても、ゆっくり泳ぐ人と休憩をほとんど挟まず速いペースで泳ぐ人では、運動量はまったく違います。
「今日は軽く泳いだだけ」と思っていても、積み重なると意外な運動量になっているかもしれません。
「泳ぐ」と「プールで遊ぶ」は別物?
ここも重要なポイントです。
プールに1時間いたからといって、1時間ずっと泳いでいるわけではありません。
休憩したり、友達と話したり、子どもと遊んだり。
当然、その時間まで「水泳」として計算することはできません。
一方で、水中ウォーキングや水中で遊ぶことにも運動量があります。
2024年版のコンペンディウムでは、水中ウォーキングはゆっくりしたもので2.5METs、やや速いものでは4.8〜6.8METs、水中エアロビクスは5.5METsとされています。
つまり、
泳がなくても、水の中で体を動かせば運動になる。
これもプールの大きな魅力です。
「泳ぐのは苦手だけど運動したい」という人にも、プールは選択肢になります。
プールで疲れたら、それだけ運動した証拠?
もちろん、「疲れた=たくさんカロリーを消費した」と単純に考えることはできません。
疲労には、運動量だけでなく、睡眠、体調、水分不足、暑さなどさまざまな要因が関係します。
特に夏の屋外プールでは、泳いでいる時間以外にも暑さによる負担がかかります。
「プールから帰ったら猛烈に眠い」という日は、単純に泳ぎ疲れただけではないかもしれません。
だからこそ、長時間泳ぐときは休憩と水分補給を忘れずに。
たくさん泳むことより、無理なく続けること。
これがプールを運動習慣にするコツです。
水泳は「楽しく続けやすい運動」
水泳の面白いところは、運動なのに「トレーニングをしている」という感覚が比較的少ないこと。
好きな音楽を聴きながらランニングすることはできませんが、プールなら自分のペースで泳いだり、歩いたり、休んだりできます。
今日は1,000m。
次回は500m。
疲れていたら水中ウォーキング。
そんなふうに、その日の体調に合わせて運動量を調整できるのも魅力です。
そして何より、
暑い日に入るプールは気持ちいい。
これだけでも、運動を続ける理由としては十分かもしれません。
「最近運動不足かも」と思ったら、プールへGO!
「運動しなきゃ」と思っていても、暑い日に外を走るのはちょっとつらい。
そんなときこそ、プールを選択肢に入れてみませんか?
泳ぐ。
歩く。
少し休む。
また泳ぐ。
自分のペースで楽しみながら、しっかり体を動かせます。
そして、せっかくならいつものプールだけでなく、少し遠くのプールにも足を伸ばしてみるのもおすすめです。
「近くにどんなプールがある?」
「泳ぎやすいプールを探したい!」
「今度の休日は違うプールに行ってみたい!」
そんなときは、「プールへGO!」でお気に入りのプールを探してみましょう。
全国のプールを検索して、気になる施設をチェック。
ユーザーの遊泳ログや投稿も、次のプール選びの参考になります。
運動不足解消も、カロリー消費も、まずはプールから。
さあ、次に泳ぐ場所を探そう。
プールを探すなら「プールへGO!」へ!